指導員証で振込サギに歯止め 逗子署と市内金融機関が協力
逗子警察署は14日、市内の金融機関と協力して「振り込め詐欺防犯指導員」を発足させた。警察署が金融機関職員を防犯指導員として委嘱し、振り込め詐欺の被害を減らそうという試み。この日は市内の銀行や信用金庫、郵便局から10人が集まり、同署から指導員証を受けたほか、詐欺の実態についての講義を受けた。
振り込め詐欺の被害者は「自分は騙されていない」という意識が強く、これまで金融機関の職員が被害に遭っていると思われる人に声をかけても、呼びかけに応じない事例が多かったという。そうした場合に指導員証を提示し、警察の指導で声かけをしている旨を伝え、被害者への理解を図る。
同署の福岡英一署長は集まった職員らに「振り込め詐欺が社会問題となる中、逗子市民の財産を守るためご協力を」と呼びかけた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|