逗子市内在住の木版画家、高橋幸子さんの作品を掲載した12年度版カレンダー
日本の四季や日本語の美しさを知って―。ＮＰＯ法人「逗子の文化をつなぎ広め深める会」がこのほど、「こころのわらべ歌カレンダー２０１２」を制作した。市内在住の木版画家、高橋幸子さんの作品をカレンダーにしたもので、四季折々の風景や春夏秋冬の季語に日本の唱歌やわらべ歌などが添えられており、見た目にもコミカルで楽しめる仕立てになっている。
サイズはＡ３版。カレンダーの制作は今年４回目で、昨年もほぼ完売になるなど好評だったことから、今年も高橋さんに協力を仰いだ。
また、高橋さんの父親は宮城県石巻市出身で”鬼才”とうたわれた彫刻家、高橋英吉さん（１９１１〜42年）。今回の震災を受け、同会では今年の収益金は全て同市に義援金として寄付するという。２千部制作し、１部千円。市役所内にある市観光協会窓口で販売しているほか、個別の販売にも応じる。
問合せは同会及川さん【電話】０４６（８７２）０２９７まで。
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