早春の味覚として知られる天然ワカメの収穫が、小坪漁港などで最盛期を迎えている。
漁師らは茹で上げたワカメを風干しする作業に追われており、漁港では潮風に揺られる緑のカーテンが訪れる春の風情を演出している。
網本のひとつ「かんす丸」では漁師仲間や親戚総出で作業に励む。天然物は鎌を使って手作業で収穫するなど手間はかかるものの、「歯ごたえがあり、養殖物と比べてひと味もふた味も違う」とか。収穫量が少ない上、知る人ぞ知る味として人気が高いため予約ですでに完売状態で店頭にはほとんど並ばないが、生のものであれば漁師から直接購入することもできるという。
時間は茹で作業が始まる午前9時から11時ごろまで。漁は3月下旬まで行われるという。
|
<PR>
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|