町の公開講座や市民団体の会合などで利用されていた関東学院大学葉山セミナーハウス(葉山町堀内)が3月末で休館になることが明らかになった。建物の老朽化によるもので、閉館を含めた今後の見通しは未定という。
同施設は同大学の研修施設として1980年に完成。会議室や大広間、宿泊施設などを備え、主に学生やOB団体などに貸し出されていた。一方、地域貢献として町や市民団体にも一部施設が貸し出されており、町主催の「葉山町民大学」や姉妹都市から交流で訪れた児童らの宿泊先にもなっていた。
同施設の休館を受け、「葉山セミナーハウスを考える集い」を20日に企画する葉山まちづくりフォーラムの山本勝哉さんは「町には町民が集える場所が少ない上、文化的価値も高い建物。このまま閉館になってしまうとすれば非常に惜しいこと」と話した。
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