「ありがとうを伝えたい。あなたたちの母親でいられることを。決して胸をはれる母親じゃなかったけど」――。
逗子市役所5階の会議室で2日、公演会「本音でトーク、魂のライブ」が行われた。日ごろ言葉にできない市民の本音を歌にしようと企画されたもので、市の男女共同参画推進事業の一環。司会には中央大学法学部教授の広岡守穂さんと妻の立美さんが務め、事前に寄せられた参加者の「つぶやき」を紹介。「ほかの地域では怒りや不満もあったが、逗子は感謝など温かいものが多かった」と明かした。歌詞は広岡さんや教え子がつぶやきをもとに作成し、シンガーソングライターの茨木大光さんが作曲。会場には茨木さんの甘い歌声による世界にたった一つの歌が響いた(=写真)。つぶやきが歌になった参加者のひとりは「涙が出そうだった」と感激した様子だった。
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