海道歩きで自然歴史探訪
横須賀東海岸の潮風を感じながら、幕末から明治の日本近代化の歴史と自然を楽しむウォーキングイベント「Yokosuka海道ウォーク 黒船のまちから三笠へ」が5月26日(日)に催される。主催は横須賀ウォーク実行委員会。
「国際海の手文化都市」とスローガンを掲げる横須賀は山と海に囲まれた自然豊かな地形で、数々の歴史が刻まれてきた。その風光明媚な景観の良さや近代遺産の魅力を改めて発信し、地域活性に結びつけたいと観光振興養成グループ「青木塾」に所属する市民らによって今回初めて企画立案された。集客は2千人をめざし、市外からの誘客にも期待を寄せる。
スタンダードコース(約16Km)のスタートは開国の地・浦賀から。ここでの目玉は普段は見ることのできない浦賀ドック内部の限定公開だ。歴史ファン・写真愛好家に人気の高いレンガ積みのドライドックの一望を楽しみ、2003年の工場閉鎖まで一世紀以上にわたって戦艦を作り、時代を牽引してきた当時の面影を偲ぶ。その後、勝海舟が断食修行をしたといわれる東叶神社、日本初の西洋式灯台が建てられた県立観音崎公園、国の重要文化財に指定されているレンガ作りの貯水池が今なお残る走水水源地など海道にある中継地点をめぐり、記念艦「三笠」が出迎える三笠公園にゴールする。ほかにも「よこすかポートマーケット」など臨海に整備された施設が参加者の目や舌を楽しませてくれる。
大会受付時間は午前9時〜10時半、コースは約16Kmのスタンダードコースと、馬堀海岸2丁目第2公園がスタート地点の約6Kmのハーフコースで午後4時までにゴール。参加費無料で当日受付可能。荒天の場合は6月2日(日)に順延。詳細は同委員会事務局【電話】045・227・0707もしくは「Yokosuka海道ウォーク」で検索。
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