晴天に恵まれた3日、市内の神社や学校施設などで節分行事が行われた。亀岡八幡宮では、豆とともに食品や生活用品などと交換できる「福の神(紙)」が振る舞われるのが恒例で、今年も空を舞う福をつかもうと、多くの人出で賑わった=写真。
同神社では「福は内」が2回、「鬼は外」を1回で豆をまくのが習わし。氏子会副総代で司会を務めた産形長司さん=人物風土記=が行事の歴史を紹介しながら「福袋は縁起物ですから、あまり欲張らず分け合って」と呼びかけた。とはいえ、いざ掛け声とともに豆や福袋が撒かれると大人も子どもも懸命に手を伸ばし、会場の熱気は急上昇。合間には熱を冷まそうと、檀上でハーモニカ演奏で唱歌「ふるさと」が披露され、来場者の心を静めていた。20代の男性は「福袋ももらえたので、何かいいことがあったらいいなと思います」と笑顔を見せていた。
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