葉山町議会は９日、本会議で中村文彦町議（自民絆の会）に対する懲罰動議を審議し、同町議を５日間の出席停止とする懲罰を決定した。同町議は13日の会期終了日まで出席停止となったため、一般質問には登壇しなかった。
動議は土佐洋子町議ら７人の議員が提出。動議によると４日の全員協議会の席上「公用車の不適切な使用があった」という旨の発言をしたほか、議員名を挙げ、姉妹都市の親善事業への参加を「ゴルフ出張」と決めつける発言をした。これらは本会議で不適切とは証明されなかったもので、同町議の発言は町民に誤解を与えたとして訂正を求めたが、これを拒否。懲罰特別委員会での審議に発展した。委員会では「公開の場における陳謝」と「一定期間の出席停止」で出席停止が多数だったが、本会議で同数となり、議長採決で出席停止の懲罰を可決した。
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