葉山町内で収穫された夏みかんを使った「葉山ロイヤルワイン」=写真=の新酒がこのほど完成し、10日から販売が始まった。「夏みかんのほどよい酸味が効いて、すっきりとした味わい」(葉山町商工会)で、町酒商組合に加盟する13店舗で取り扱っている。
葉山の特産品でもある夏みかんは、1959(昭和34)年に天皇皇后両陛下がご成婚されたことを記念して町民に苗木が配布され、次第に農産物としても根付いていった。07年には夏みかんの果実を使って、葉山由来の新商品を作れないかと町や町商工会、農協などが地域ぐるみで葉山ロイヤルワインを開発。以来毎年販売している。
今年は2・2㌧を収穫し、720ミリリットル入り2千本を製造した。町酒商組合の角田悦夫さんは「今年のワインも美味しくできた。クラッシュアイスに注いだり、蜂蜜を入れたり、お好みの飲み方で楽しんで。年末年始の贈答用にも活用してもらえれば」と話している。
アルコール度数は10%で1本1150円(税込)。取扱店は町商工会ホームページなどで紹介している。
問合せは同商工会【電話】046・875・2810
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