逗子・葉山版 掲載号:2016年2月26日号 エリアトップへ

葉山小 平和伝える友情人形 町教委、文化財指定を検討

教育

掲載号:2016年2月26日号

  • LINE
  • hatena
日米友好の証として贈られた「メリーさん」(右)と「キャサリンちゃん」を紹介する中世校長(=19日、葉山小学校)
日米友好の証として贈られた「メリーさん」(右)と「キャサリンちゃん」を紹介する中世校長(=19日、葉山小学校)

 昭和初期、日米友好の証として米国から日本に贈られた「青い目の人形」(友情人形)の1体が葉山小学校にある。人形の名前は「メリーさん」。子どもたちに平和を伝える使者として、今も同小で大切に保管されている。県内に現存するのはわずか9体で、現在町教委が町文化財への指定を検討している。

 友情人形は1927年、宣教師のシドニー・ギューリック博士が当時米国で深刻化していた日本人排斥運動に心を痛め、子どもたちを友好の輪で繋ごうと寄贈を全米に呼びかけた。贈られた人形は約1万2千体。全国の小学校や幼稚園などに届けられたが、太平洋戦争が始まると「敵国人形」としてほとんどが軍の命令で処分。同小では「人形に罪はない」と当時の学校関係者が人目につかない場所に隠し、廃棄を免れていた。

 同小校長の中世貴三さんによると、人形が再び日の目を見たのが1978年頃。教材室に新聞紙で包まれているのが見つかったという。以来、同小では「人形は葉山小の宝。大切にしていくように」と言い伝えられてきた。さらに87年には博士の孫、ギューリック3世から新たな人形「キャサリンちゃん」も届いた。中世さんは「言葉だけでなく、人形を通して子どもたちに平和の大切さを伝えていけたら」と話している。

 町教委はメリーさんの文化財指定について現在、文化財保護委員会に諮問。答申を経て、今年夏ごろまでの指定を目指すという。

逗子・葉山版のローカルニュース最新6

オリ・パラ 準備は万端

黒岩祐治知事インタビュー

オリ・パラ 準備は万端 社会

聞き手/本紙・露木敏博

1月10日号

「手作りの味楽しんで」

「手作りの味楽しんで」 教育

恒例のみそづくり 今年も

1月10日号

逗子の自然で遊び堪能

逗子の自然で遊び堪能 教育

観光協会「山の魅力」伝える

1月10日号

「手話駐在所」の取組知る

「手話駐在所」の取組知る 社会

田川警部補の講演会

1月10日号

切り絵で表現する魅力

切り絵で表現する魅力 文化

湘南ねこ美術館で展示

1月10日号

乗馬体験へ招待

乗馬体験へ招待 スポーツ

新春読者プレゼント

1月10日号

女子ラグビーを観戦

入場無料

女子ラグビーを観戦 スポーツ

1月11〜13日、三ッ沢球技場

1月10日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月10日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 12月13日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月10日号

お問い合わせ

外部リンク