子どもたちが能楽に挑戦する「逗子こども能」の発表会が先月28日、逗子文化プラザなぎさホールで開かれた。実際に体験することで伝統芸能に親しんでもらおうと同ホールが主催。参加者らは観客の前で息の合った謡や仕舞を披露した。
今年参加したのは逗子や葉山に住む小学1年生から中学3年生までの29人。観世流シテ方能楽師の柴田稔さんの指導のもと、稽古を重ねてきた。この日仕舞では玄象、嵐山、経正、素謡では橋弁慶や土蜘蛛などを披露。仕舞で屋島を演じた西村明さん(15)は「緊張したけど、皆と気持ちを盛り上げて乗り切れた。楽しくて、世界が広がった」と振り返った。
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