逗子市は先月30日、逗子言海水浴場を訪れた今夏(6月24日〜8月28日)の来場者数が前年比38・7%増の32万9100人だったと発表した。市は好天の日が昨年より8日間多かったことや家族向けのイベントを充実させたことが主な要因とみている。
一昨年から「日本一厳しい条例」を施行し、治安や風紀の改善に取り組んでいる同海水浴場。今夏の海水浴期間、主だったトラブルや風紀に関する苦情はなく、平井竜一市長は同日の定例会見で「日本一安全なビーチを楽しんでいただけたと自負している」と総括した。
一方で条例に関する海水浴客への注意件数は6944件、前年比240件増で「来場者増の数字を見れば昨年よりは条例が周知徹底されつつある」との認識を示した。内訳では飲酒が759件減、入墨・タトゥーの露出は804件増だった。また海の家については酒の持ち出しで47件の注意があったものの、ルール違反に発行する「イエローカード」(注意書)はなく「海岸組合も充分ルールを守ったのではないか」と評価した。
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