消費を通じて発展途上国の生産者を支援するフェアトレード。国内3番目の「フェアトレードタウン」に認定されている逗子でこのほど、フェアトレードにまつわる新商品が完成した。天然素材の環境に優しいビーチサンダルで、4月から発売し評判は上々という。
新商品「Rubb&Peace」の原材料は天然ゴム100%のため、もし海でサンダルが波に流されても自然に還る。またクッション性のあるソールで履き心地にもこだわるなど、人にも自然にも優しい仕様だ。
考案したのはフェアトレードやオーガニック商品を扱う「@MARE(アマーレ)」の磯野昌子さん(48)と花田英子さん(33)。これまで男性向けの商品がなかったことから「逗子らしく老若男女が使えるものを」と昨年6月から準備を進めてきた。ビーチサンダルはタイの製造会社「Hippobloo(ヒッポブルー)」とのタイアップ商品で、鼻緒の一部にはオーガニックの天然ゴムを使用。農薬や促進剤不使用のため、生産者の健康や環境への負担が少ないという。
デザインにはタイ山岳民族の伝統柄を基調に、孤児の生活施設「バーンロムサイ」の少年が描いたカニのイラストも加えた。収益の一部は、海へ行くことを夢見る子どもたちへの寄付に充てられるといい「海で遊びたくても遊べない子どもがいることも知ってもらえたら」と磯野さん。
1足2800円(税込)。問合せは磯野さん【携帯電話】090・9807・1925
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