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ぶどうの木in湘南 「依存症への理解深めて」 支援10周年で記念フォーラム

社会

掲載号:2019年5月31日号

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来場を呼びかける菅田さん(左から4人目)ら
来場を呼びかける菅田さん(左から4人目)ら

 逗子市を拠点に、薬物やアルコール、ギャンブルなどの依存症に苦しむ人たちの回復を支援している「ぶどうの木in湘南」(菅田万里子代表)が、活動10周年を記念したフォーラムを6月8日(土)に開催する。メンバーは「関心を持ってほしい」と準備に奔走している。

 「ぶどうの木」が発足したのは2008年。菅田さんらが薬物依存症のリハビリ施設・山梨ダルクの関係者から話を聞いた事がきっかけだった。「それまで自分自身が薬物依存に無関心で、偏見を持っていたことを痛感した。このままではいけないと、活動を始めました」と振り返る。

 ダルクとは「ドラッグ・アディクション・リハビリテーション・センター」の略で、現在全国に約60拠点、90施設ある。1日3回のミーティングを開き、自分の言葉でそれまでの人生や依存症について語り、自然のなかで仲間と規則正しい生活をすることで回復を目指している。

 菅田さんらはバザーを開いたり寄付を募って経済的に支援しているほか、入所するメンバーと直接交流することで社会復帰への手助けを行っている。また、毎年講演会やコンサートを開き、依存症に対する正しい知識の啓蒙に努めている。

メンバーと企画

 月に1回、開かれる「ぶどうの木」の定例会には、毎回、山梨ダルクのメンバーが参加する。5月26日に行われたフォーラムの打合せにも、スタッフの石森智さんと、入所する男性が参加=写真下。当日の流れや機材の分担などの確認が行われた。菅田さんは「毎月顔を合わせて話を聞くことで施設のことが良くわかるし、より必要とされる支援につながる」とし、石森さんは「社会復帰する良い練習になる。支援をいただくことで、『悪いことはできない』というストッパーになっており、とてもありがたい」と語った。

 記念フォーラムは6月8日(土)、逗子文化プラザなぎさホールで開催される。午後1時30分から4時30分まで。自身も薬物依存を経験し、日本ダルクを創設した近藤恒夫さんが「日本でダルクを始めた理由」と題して講演。また、山梨ダルク代表の佐々木広さんが10年の歩みを振り返り、富山ダルクが和太鼓演奏を披露する。参加費無料。

 問い合わせは【電話】046・871・4937菅田さんへ。

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