遊覧飛行のイメージ（提供：京急電鉄）
京浜急行電鉄は今月15日、ヘリコプターを使って空から三浦半島観光を楽しむプロジェクト「ＳＫＹ ＲＥＳＯＲＴ ＭＩＵＲＡ」を発表した。移動と遊覧の両面で新たなサービスを創出し、事業化を目指す。２月には実証実験を兼ねたモニターツアーを実施する。
ヘリで移動と遊覧
エアモビリティを活用した観光プランの開発を目的とした取り組み。京急がヘリコプターチャーターや遊覧サービスを提供するベンチャー企業のＡｉｒＸ（本社＝東京都新宿区）と提携した。
ヘリによる移動は交通渋滞を気にすることなく、短時間で目的地まで到達できるため滞在時間の延長などの利点がある。これに加えて上空からの眺めを”アクティビティ”として打ち出すことでハイグレードな観光コンテンツを誕生させる。「空飛ぶタクシー」といった次世代交通システムの将来展開も視野に入れているという。
今回の実証実験では、２つのモニターツアーを用意。一般参加者を募って行う。
２月13日（木）に実施するのは、三浦半島上空の遊覧飛行と水族館や日帰り入浴などエリア内のレジャー施設をセットで楽しむプラン。２〜３人の家族やカップルが対象のコースは３組、愛犬と一緒のコースは１組が参加できる。費用は無料。
新木場にある東京ヘリポートから浦賀まで飛行（約30分）し、葉山マリーナでクルーズ＆ランチ、観音崎京急ホテルで「グランピング」と呼ばれる豪華キャンプを楽しむプランは２月27日（木）から28日（金）の日程。募集人数は２〜３人で費用は１人３万円（税別）。
いずれのプランも特別サイト（【URL】https://skyview.airos.jp/miura）から申し込みを行う。今月26日（日）締切。応募多数の場合は抽選となる。
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