新型コロナ感染拡大によって、多大な影響を受けた学生たちを支援しようと、逗子葉山や横浜の学生たちが集まり、「かながわ学生ボランティア連合」を結成した。月2回、寄付などで寄せられた食料を仕分け、困窮学生へ届けている。
突然アルバイトを解雇されて収入がなくなったり、家庭環境が一変するなど、コロナ禍は学生にも大きな影響を与えている。しかし、その被害の実態が見えずらく、支援の手が十分行き届いていないのが現状だ。
横浜市社会福祉協議会が、コロナ禍における地域の学生の現状をボランティア団体などにヒアリングしたのがきっかけで、逗子葉山の中高生が中心となって東日本大震災の被災地支援などを行っている「3・11つなぐっぺし」のメンバーたちも参加。月2回、地域住民たちから寄せられた食料などを仕分け、必要としている人へと配送している。
連合の代表を務める関東学院大学3年でボランティアサークルに所属する中野愛さんは、「様々な事情で食事に困っている同年代の人がいるのを知った。私自身もこの2カ月間、アルバイトができない状態だが、学生である自分たちだからこそ、できることをしたい」と語る。
現在、同団体は食料の寄付や活動への支援を募っている。詳細は【メール】kanagakuvoluren@gmail.comへ。
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