本まぐろ直売所
4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!
コロナ禍によって多くの市民講座が中止に追い込まれているなか、逗子市民交流センターでは、講座を収録しインターネット上で配信する取り組みを昨年末から始めた。在野の研究者たちの「知」を後世に残し、いつ誰でもアクセスできる環境作りを進めている。
先月初め、市民交流センター2階の会議室で第1弾となる収録が行われた。講師は市内小坪在住で海藻に関する研究で博士号を持つ高橋昭善さん。「海藻博士」として市内の公民館や学校で講演や様々なワークショップを開いてきた。昨春以降、そうした機会がなくなっていたところ、旧知のセンター職員から声がかかったという。
当日は、ビデオカメラに照明、マイクなどが配置され、会議室はスタジオさながら。高橋さんは「いつもより緊張するね」と笑いながら、海藻と植物の違いやワカメを茹でると鮮やかな緑色になる理由、PCR検査にテングサが大きな役割を果たしていることなどを1時間ほど話した。
高橋さんは「いつもは参加者の反応を見て話すが、それがなく難しかった。ただ、映像で後世に残せるのは良いことですね」と話していた。
収録や編集を担当するセンターの本藤太郎さんは「対面での講座が厳しいので、この方法で多くの人たちに”まちの先生”たちの知識を届けたい」と意気込んでいる。
今後、映像はセンターのホームページで配信予定。また、映像機器の貸し出しも行っている。映像収録からイベント配信などを始められる機材が揃っており、使いかたのレクチャーもある。
問い合わせや詳細は【電話】046・872・3001へ。
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