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認知症でも「明るく楽しく」 逗子市在住 近藤さん

文化

掲載号:2021年1月1日号

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娘から父の日にプレゼントされたギターを持つ近藤さん
娘から父の日にプレゼントされたギターを持つ近藤さん

 11年前に若年性認知症の診断を受けた逗子市在住の近藤英男さん(68)がこのほど、NHK厚生文化事業団による第4回認知症とともに生きるまち大賞を受賞した。

 認知症になっても安心して暮らせるまちづくりの取り組みを募り、表彰するもの。今回は26件の事例が寄せられ、「共生社会に向けた先駆性、オリジナリティー」「認知症当事者が望む活動を本人が共に進めているか」「活動が多様な人々と共に進み、地域に広がっているか」「他地域への応用可能性」という選考基準で専門家による選考がおこなわれた。

 近藤さんは3年前、知人で鎌倉市にある認知症支援団体の代表とともにフォーク・デュオを結成。互いの名前をとって「ヒデ2」と名付け、神奈川県内を中心に100回以上ライブを行ってきたほか、講演会「認知症について認知症の人から学ぼう」を実施。出会った人から「認知症のイメージが変わった」「元気をもらった」といった感想が寄せられていることなどが評価された。

活躍する場を

 高校生でギターを始めたという近藤さん。しばらく音楽とは離れ、メーカーの営業をしていた57歳の時、若年性アルツハイマー型認知症と診断された。妻の小夜子さんは「当時は認知症への理解が進んでおらず、相談できる場所も少なかった」と振り返る。今では活動を通じて友人が全国各地にでき、地元でも「認知症フレンドリー逗子葉山」の代表を務め、楽団を結成。認知症や障がいの有無、年齢や性別も関係ない0歳から80代までの仲間と学校などで演奏を披露している。

 小夜子さんによると、短期記憶が以前より失われやすくなっているが、時折冗談も混ぜながらギターを片手に場を盛り上げる近藤さん。「自然体で、楽しいことをしていきたい」と笑顔で語った。活動に関する問い合わせは【メール】sukoiki.k@gmail.com
 

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