締結式の様子。（左から）菅原書記長、山梨町長、梶川組合長（町提供）
葉山町は神奈川土建一般労働組合鎌倉逗子葉山支部、逗子葉山建設組合と「災害時における応急復旧等の協力に関する協定」を締結した。
今月９日には、町役場町長室で締結式が行われ、神奈川土建一般労働組合同支部の菅原智和書記長、逗子葉山建設組合の梶川雄司組合長らが出席。山梨崇仁町長と協定書を取り交わした。
この協定では、町内で地震や風水害、その他の災害が発生した際やその恐れがある場合に、町の要請を受けて組合員の派遣や技術提供、所有する車両・工具・機材等の提供を行う。平常時にも、町が開催する各種訓練に参加するほか、支援活動への協力を行っていくという。
両団体は今年３月、逗子市とも同様の協定を締結した。災害発生直後から復旧に向けて必要となる建築の知識や技術、重機の操作方法といった専門技術を持つ地元の職人が、いざという時に力を発揮できる環境を整備。普段から協力体制を築くことで、緊急時のスムーズな復旧につなげ、被害を最小限にとどめたい考えだ。
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