全国の大舞台に挑む葉山町空手道協会所属の選手たちが今月29日、葉山町役場を訪れ、山梨崇仁町長に大会に向けた意気込みを語った。
水留捺月さん(横浜創学館高2年)は個人形で初めてインターハイに出場する。協会の平泉忠廣会長によると、葉山の所属選手としても初の快挙という。小学1年から競技を始め、着実に力をつけてきた水留さん。平泉会長は「素質はもちろん、努力の積み重ねがあってこそ。次世代の励みになる」と目を細めた。昨年はコロナ禍による大会の中止で悔しい思いをした水留さんは、「目標としていた舞台。昔から知っているライバルや強豪選手に勝って、メダルを持ち帰りたい」と力強く語った。大会は8月13日から15日まで、富山県で開催される。
「次につながる大会に」
8月20日(金)から3日間にわたって、山口県で開催される第29回全国中学生空手道選手権大会に出場するのは、ともに西谷中(横浜市)3年の千葉海瑠さんと今井太一朗さん。2人は今大会での活躍はもちろん、次のステップも見据える。個人形で出場する海瑠さんは「焦らずに結果を残し、良い形で高校に進みたい」と話し、団体組手で出場する今井さんは「大事に戦って、高校での組手に繋げたい」とした。
また、惜しくも全国への出場は逃したものの先月、山梨県で開催された第10回関東少年少女空手道選手権大会において形で3位になった海瑠さんの妹・瑠杏さんは「悔しかったけど、頑張った結果」と来年の活躍を誓った。山梨町長は「くれぐれもケガに気を付けて、全力で頑張って」とエールを送った。
|
<PR>
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|