海洋プラスチック問題を考える催しが、11月16日、かぐのみ幼稚園(逗子市沼間)で開かれ、園児や保護者ら約200人が参加した=提供写真。
テーマは「ゆたかなうみのおと」。園児と保護者が逗子葉山の海岸で拾ったプラスチックゴミやシーグラス、貝を使ってワークショップや遊びコーナーなどを開いた。「釣りコーナー」では、ペットボトルなどのゴミと、紙に描いた魚やタコを入れたビニールプールを設置。木の枝で作った釣竿でゴミはゴミ箱へ、生き物が釣れたらサメの口に入れ、遊びを通して海を守る方法を考えた。
ワークショップでは、親子連れが真剣な表情で貝殻の色塗りに挑戦。会場にはプラスチックゴミを利用したクラゲやペンギン、魚などが飾られ、展示物や絵本コーナー、鯨のトンネルや、海の生き物を描くコーナーも設けられた。
主催した保護者代表の1人、成井純子さんは「親も問題の大きさに気づいた。将来、子ども達が考えるきっかけになったら」と話し、石井はるか副園長は「繰り返し伝えることが大事」とした。ビニール袋が絡まった鳥の展示が印象的だったという小柳津(おやいづ)敢介くん(6)は「魚や鳥がかわいそう。もっと、きれいな海になればいいと思った」と話していた。
|
<PR>
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|