葉山警察署は先月20日、葉山町牛ヶ谷戸町内会の高齢者らを対象に犯罪被害の防止活動を行った。
県内でも依然として被害が多発している振り込め詐欺の手口について知ってもらおうと、県くらし安全指導員が寸劇で紹介。はじめに事前に家族を装った犯人から「携帯電話の番号が変わった」と”アポ電”と呼ばれる連絡が入ることや、最近増加している直接現金を受け取りにくるまでの手口を演じた。同署によると、今年県内で発生した振込め詐欺の被害額は約8億3500万円。昨年よりも件数が減っているものの1件あたりの額は増えているという。指導員は「まず落ち着いて元の電話番号に連絡を」とした上で「家にいるときは留守電にする、家族での合言葉決めておくなど予め対策を考えて」と呼びかけた。
当日は同署員による創作落語も。落語「平林」をアレンジした交通事故防止がテーマで、高座では署員が身振り手振り交えながら熱演し、参加者から笑いを誘っていた。
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