葉山町は2013年度から、小児通院医療費の助成対象者を現在の小学4年生から6年生まで引き上げる。町が5日、新年度当初予算案の発表で明らかにした。
初の通年予算編成となった山梨崇仁町長は13年度当初予算案について「子育てに重点を置いた」と説明。同事業費ほか子育て関連として乳幼児等予防接種の定期化、児童館や保育園の設備拡充など11事業を重点施策としてあげている。
小児医療費の助成については前年比約700万円増額し、約8600万円を計上。助成には所得制限が設けられるが新たに約400人が対象になる。
13年度当初予算案の一般会計総額は前年比1・4%増の88億6700万円。歳入の内訳では構成比の6割を占める町税が同1・1%増の55億2千万円。国庫支出金が同4・6%減の6億3千万円となったが、繰入金を25・1%増の3億1300万円などで補填した。歳出では人件費など消費的経費が70・7%を占め、投資的経費は3・5%にとどまった。
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