逗子市久木の名越緑地で7日、池子小学校の児童約40人を招いた田植えの体験会が行われた=写真。子どもたちに「日本の食文化の基本である米の育て方を知ってもらおう」と同緑地を管理する名越緑地里山の会が企画したもの。
同緑地には7つの水田が整備されており、この日児童らが田植えしたのは約4m四方の2号田んぼ。首元にタオル、足には長靴と農作業用の出で立ちで臨んだ子どもたちを同会農作業部会の「虹の会」会員らが手ほどき。「苗を2、3本、鉛筆を持つように」「植えたら倒れないように周りの土を寄せて」と指導のもと、茅ヶ崎産「きぬひかり」の苗を交代で植えた。参加児童の一人は「泥がぬるぬるして、面白かった」と笑顔。虹の会の中嶋由行会長は「普段何気なく食べているお米も育てるのは大変なんだと学んでもらえれば」と話した。今後田んぼは会員らが交代で管理。10月には収穫できる見込みで、年末には児童らを招いた収穫祭も予定しているという。
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