女子プロ３選手が１日警察官 振り込め詐欺防止など呼びかけ
赤いオープンカーに乗って登場した（右から）米山香織さん、府川唯未さん、ＡＫＩＮＯさん
「交番の日」制定記念日にあたる27日、逗子にゆかりのある女子プロレスラー３選手が一日警察官を務めた。３人は赤いオープンカーに乗って登場。パトカーに先導されながら銀座通り商店街をパレードし、逗子駅前の広場で啓発物を通行人に手渡しながら振り込め詐欺防止や暴力団追放、薬物防止などを訴えた。
交番の日は１８７１年に神奈川県で、邏卒（らそつ＝巡査）課が設置され、規程で「交番」という用語が使われていたのを記念して県が独自に制定したもの。毎年11月27日は制定記念日、毎月27日は「交番の日」として交番や駐在所活動を強化している。
一日警察官を務めたのは元女子プロレスラーの府川唯未さん、現役の米山香織さん、ＡＫＩＮＯさんの３選手。会場にはプロレスファンらも駆けつけ、委嘱式でそれぞれの経歴が披露されると歓声や拍手がおくられた。プロレスラー、田中稔選手の妻で逗子市在住の府川さんは「（逗子は）子育てがしたいと思って移り住んだ場所。今後も犯罪がなく平和であるよう、少しでも役立てれば」と話した。
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