元読売巨人軍投手で、現在はタレントやレポーターとして活躍する宮本和知さんによる講演会「子どもに夢を 熱血!野球でつかんだ教育論」が先月29日、葉山町福祉文化会館で行われた。町内6小中学校のPTAからなる実行委の主催で、保護者ら約200人が参加。経験談を交えた独自の教育論に耳を傾けた。
町内在住で日頃近所の子どもたちに積極的にあいさつの指導をしているという宮本さん。「昔はどこにでも地域の怖いおじさんがいた。僕は葉山の”雷オヤジ”になる」などと持前の軽妙なトークで会場を沸かせた。教育では「悪ければすぐ殴られた昔と違って、今は言葉選びが大事」とし「ミスを叱るのではなく、成功するためにはどうすればいいか親も一緒になって考え、背中を押してあげて」と呼びかけた。またスポーツメンタルトレーナーの資格を持つ立場から「子どもの成長にはゴールセッティングが大切」とも。「例えばプロ野球選手になりたいとする。高校を卒業してなるなら逆算して今自分がやらなければいけないことが自ずと見える。道しるべがあれば真直ぐに育つ。だから夢を持つことが大事なんです」と言葉に熱を込めた。
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