五穀豊穣と天下泰平を祈念する流鏑馬が11月16日(日)、逗子海岸で行われる。逗子市商工会の主催で23回目。今年も武田流の射手が人馬一体の妙技を披露する。
流鏑馬は武者行列、稚児行列と並ぶ秋の風物詩。鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」に同海岸とみられる海辺で笠懸が行われていた記述があることにちなむ。砂浜には約190mの馬場に3つの的が設けられ、狩り装束に身を包んだ射手が疾走する馬上から的を射抜く。開始は午後1時ごろからで、天地に弓をひく「天長地久の儀」に始まり、馬を全力で走らせる「素駆(すばせ)」、馬上から板を射抜く「奉射」、紙吹雪の入った土器を射抜く「競射」と続く。
時代衣装をまとった参加者がまちなかを練り歩く武者行列は午前10時20分に亀岡八幡宮を出発。逗子駅前の商店街をまわり、逗子海岸へと向かう(稚児行列は午前11時20分ごろに同境内を出発)。
問合せは同実行委(市商工会内)【電話】046・873・2774
|
<PR>
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|