逗子海水浴場の規制やルールについて協議するあり方検討会の12回目の会合が19日、逗子市役所で行われた。同検討会は9日にこれまでの意見を取りまとめた最終報告書を市に提出しており、今回を持って解散となる。
会合では平井竜一市長が出席し、参加者をねぎらうとともに「皆様からいただいた意見はしっかりと受け止める」と述べ、「今後は条例規則で位置付けられている海の家の営業時間と音楽が焦点になる」と改めて言及。報告書の意見を踏まえた上で「海岸組合が条例規則を守るため、どのような厳格なルールを敷き、市に提示できるかが緩和の前提」とし、3月中にも規制の方向性を固める方針を示した。またこの日、逗子海岸営業協同組合の新たな理事長に就任した菊池千春さん(52)が出席。「市側との対話路線を踏襲しながら、風通しの良い組織運営を目指したい」と参加者らにあいさつした。
現行の検討会は解散となるが、市では県のガイドラインに基づいて新たに立ち上げる。市民や関係機関から委員を改めて募り、海水浴場の運営ルールや将来像などについて議論を継続していくという。
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