関東学院大学(横浜市金沢区)はこのほど、家庭用生ごみ処理機「キエーロ」1台を葉山町に寄贈した。生ごみ減量に向けた官学連携の一環で、11日には設置場所の葉山しおさい公園に大学と町関係者が集まり、小山嚴也副学長と山梨崇仁町長が真新しいキエーロに土を注ぎ入れた。
寄贈されたキエーロは有志の学生が今年2月に製作した10台のうちの一つ。同大学では昨年11月に山梨崇仁葉山町長らを招いたシンポジウムを開催して以降、キエーロの普及推進に着手。学生寮や学食などにも設置したところ、学生らから好評を得ているという。
同公園には年を通じて多くの観光客が訪れており、寄贈された1台には説明書きなどを添え、来園者への啓発を図る。同大学の小山副学長は「今回をきっかけに町と学生の取り組みを広げていければ」と話し、山梨町長も謝辞を述べた。
町は昨年6月から戸別収集を開始し、2割の可燃ごみ削減を達成。今後さらに推進を図るべく、処理機の普及率を現状の3割から5割に上げ、資源化率50%を目指すという。
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