実りの秋を実感――。池子小学校の5年生53人が15日、久木にある名越緑地で稲刈りを体験した。
米作りや農作の過程を学んでもらおうと、水田を管理する市民グループ「虹の会」の協力で行っている恒例の催し。収穫したのは児童らが6月に植えた苗で、同会メンバーの手ほどきを受けながら鎌で一株ずつ丁寧に刈り取った。稲は紐でまとめ、竹の台で天日干しにしてから脱穀、精米する。この日は別の畑でサツマイモ堀りも行われ、収穫を終えた児童らは「楽しかった。食べるのが楽しみ」と笑顔を見せていた。同会会長の中嶋由行さんは「日頃何気なく口にするものにも作る人の苦労がある。食べ物のありがたさを感じてもらえれば」と話した。
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