古衣を使った花や動物、人形などつるし雛の作品展「布に命を吹き込んで」が逗子文化プラザギャラリーで開かれている。色鮮やかで温かみあふれる作品が訪れる市民らの目を楽しませている=写真。18日(月)まで。
葉山町でちりめん教室を主宰する小林美和子さんの生徒らがつくる「つるし雛同好会」が初めて主催。会場にはつるし雛46点をはじめ、人形を着物で飾った「ぶす姫」や干支人形など約30点も展示した。
つるし雛は干支にちなんだ馬の細工物「春駒」や安産祈願の犬、学業成就のフクロウなど、縁起もので飾りつける。1つの作品を作り上げるのには3年近くかかるといい、会場に並んだつるし雛は思わず頬がゆるむほど表情豊かなものばかりだ。小林さんは「生徒さんがお孫さんや娘さんの幸せを願って1つずつ丁寧に縫ったもの。丹精込めた作品の数々を楽しんでもらえれば」と話している。
入場無料。各日午前10時から午後5時(最終日は2時まで)。問合せは同会、藤江さん【電話】046・870・1157
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