葉山町立小中学校の給食を一括調理する給食センターの建設予定地について、山梨崇仁町長は5日、葉山中学校の敷地内を念頭に再検討する方針を示した。同予定地を巡っては今春、土地造成費が見込みよりも大幅に膨らむことが分かり、基本構想の一部見直しを決めていた。建物の構造や規模などの調査を外部委託し、費用を圧縮する方法を模索する。
町は2017年度一般会計補正予算案に、同センター建設の調査業務経費として約440万円を計上。工事スケジュールや総工費の概算も年内をめどに算出し、調査結果を受けて改めて方針を固める。
山梨町長は予定地について、葉山中学校敷地以外には現状選択肢がないと説明。費用削減の見込みについては用地を全て平らにするのではなく、斜面に沿った建築工法などを採用することで「造成費は抑えられると考えている」と述べた。また施設整備には自校方式ではなく、従来通りセンター方式で進める考えを改めて示した。
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