2020年東京五輪の開催を見据えた町民向けのヨットの乗船体験会が15日、葉山町で催された。「日本ヨット発祥の地」をPRしようと町が主催した「葉山ヨットフェス2017」の一環。当日はあいにくの雨模様となったが、親子連れなど約20人が束の間の船旅を満喫した=写真。
この日は「カタマラン」と呼ばれる双胴船で葉山港を出発。町在住で日本ヨットマッチレース協会会長の伊藝徳雄さんと、元セーリング470級北京五輪日本代表の加原奈緒子さんが案内役を務めた。航行したのは東京五輪で予定されているレース海面の近くで、ヨットの仕組みや競技について紹介。「五輪で競技を間近で見ることは難しいが、葉山なら浜や高いところからレースを観戦できる」など楽しみ方も提案した。
参加した長柄在住の玉置洋子さん(60)は「初めて葉山の沖に出たが、たくさんヨットをしている人がいて驚いた。陸とは違う景色が見れて感激」、葉山小4年の鈴木孔雀さん(9)は「すごく楽しかった。毎日でも乗りたい」と声を弾ませていた。
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