元逗子市長で映画監督の長島一由さん(50)がこのほど、選挙を題材したドキュメンタリー映画「大選挙 BIG ELECTION」(108分)を完成させた。昨年自らが立候補した横浜市長選と衆院選の映像記録を通じて、選挙戦やその舞台裏を赤裸々に伝えている。今春公開予定。
長島さんは昨年7月、カジノ誘致反対を掲げて出馬した横浜市長選では、三つ巴を戦い、現職の林文子氏に敗れた。続く同年10月には希望の党の公認候補として神奈川1区(横浜中・磯子・金沢区)から衆院選に出馬するも、党の逆風を受け落選。1年間で2つの大型選挙に挑んだ。
長編は2016年に発表した「The Calling〜神様から与えられたお仕事」に続く2作目。今回は選挙戦にまつわる285日間に及ぶ膨大な映像記録をまとめた。
選挙という題材に加え、監督自らが出演しているだけに客観性を重視。過剰な演出は控え、共同監督を置くなどして主観的にならないよう腐心した。「受け止め方は視聴者次第。先入観を持たず見てほしい」と長島さん。「選挙や投票行動を見直すきっかけにもしてほしい」と話している。
5日、特別試写会
同作の特別試写会が1月5日(金)、逗子文化プラザさざなみホールで行われる。午後7時から。映画上映のほか、長島さんの舞台あいさつもある。入場料1千円。問合せはなぎさ映像【電話】046・890・0324
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