逗子市は2018年度青少年善行ほう賞表彰式を3月28日、逗子市役所で行った。
市内在住・在学・在勤の20歳未満を対象に、市民の誇りとなるような行いをした青少年を広く募り、審査の上表彰するもの。18年度は沼間小学校2年の工藤希来里(きらり)さん、田中夏帆さんと同小5年の山本瑠理さん、馬場由衣可(ゆいか)さんの2組4人が選ばれた。
表彰式に出席した工藤さんと田中さんは昨年10月、下校途中に両手に重い荷物を持った高齢の女性を発見。「大丈夫ですか?」と声がけを行い、女性の自宅近くまで荷物の一部を協力しながら運び届けた。翌日、その女性から学校に感謝の電話があり、推薦に至ったという。
「知らない人に初めて“ありがとう”と言われて嬉しかった」と振り返る2人。桐ケ谷市長にこれから力を入れたいことを聞かれると、工藤さんは「絵を描くことが好きなので、うまくなりたい」、田中さんは「鉄棒でさかあがりができるようになりたい」と笑顔で話していた。
桐ケ谷市長は「素晴らしい行動。毎日、ちょっとずつでも良いことを積み重ねて」と呼び掛けていた。
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