暮らしの風景が一変した2020年。地域社会の課題が浮き彫りになった一方、創意工夫で困難を乗り越える試みが行われた。両市町の主だった話題を紙面から振り返る。
葉山警察署100周年
葉山警察署が設立100周年を迎え、1月24日に記念式典を開催。鈴木達也署長は「安心安全な葉山町を次の100年に繋いでいけるよう、署員一同、全力を尽くしていく」とした=写真【1】
軽症者受け入れ
神奈川県は4月8日、新型コロナウイルス感染者のうち、無症状者・軽症者を湘南国際村センターで受け入れることを表明。翌日から運用が始まった。
ズーバーイーツ開始
逗子葉山地域に特化したテイクアウト代行サービス「ズーバーイーツ」が4月末から開始。特定非営利活動法人地域魅力が実務を、湘南葉山不動産株式会社が資金面をサポート。自粛要請に苦しむ飲食店と地域住民を繋ぎ人気のサービスに。
逗子にPCR検査場
逗葉医師会が5月18日、逗子市内にPCR検査場を開設した。これに際し、地元企業がオリジナルの遮蔽器具を制作し、寄贈した=写真【2】
逗子独立70周年
第2次世界大戦中、軍都・横須賀市に合併されていた逗子市が独立し、7月1日で70周年を迎えた。逗子独立奉賛会の山口茂会長は「この歴史を後世に伝えていかなくてはならない」とした。
ウニを名物に
小坪漁業協同組合が、海の厄介者「ムラサキウニ」を養殖。7月6日には地元スーパーやレストランでも提供され、全国でも珍しい地産地消が実現=写真【3】
病院誘致4度目の断念
逗子市は7月17日、総合的病院の誘致を断念すると発表した。これで4度目。医療法人社団葵会と2022年度中の開設を目指していたが、病床数の確保が見通せず、両者の意向が一致した。
ごみ行政計画策定
逗子市と葉山町、鎌倉市は8月、ごみ処理広域化実施計画を策定し公表。2025年から域内全ての燃えるごみを逗子市で焼却処理し、葉山町のクリーンセンターで生ごみ資源化施設を整備する。また。焼却施設は新設しない方針。
コロナ禍が直撃
葉山町は4つの大型事業について、税収の状況が明らかになる今年5〜6月まで延期すると表明。9月30日の決算特別委員会で山梨崇仁町長は「3〜4年くらいの中長期の視点で、事業を完遂まで見込めるかが判断の基準になる」と語った。
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