採れたての葉山産ヒジキを使った弁当を持つ山口総料理長
葉山の老舗日本料理店、日影茶屋がこのほど、仕出しの弁当や料理の容器を一新し、新たなメニューも誕生した。
同店はこれまで、専用の容器に盛り付けて注文先へ配達。その後、回収していた。コロナ禍による仕出し弁当の需要の高まりを受けて今月から容器を紙製に変更。これに伴い、新鮮なお造りや旬の地元食材を使った新たなメニュー「葉山弁当」を発売した。地域の人たちに記念日だけでなく、普段から気軽に利用してほしいとの思いを込め、地場食材の魅力発信にもつなげたい考えだ。
総料理長の山口禎一さんは「50年前にここで披露宴をされた方からご注文いただいた。記念日だが外での会食はやめようと思っていた所だったそうで大変喜ばれ、お手紙もいただいた」と手応えを語る。法事や会合で「お土産」として渡せることも好評という。
「私どもが仕出しをやっていることを知らない方も多い。今まで以上に気軽に、ご家庭で日影茶屋の味を楽しんでいただけたら」と山口総料理長は話している。
メニューや注文方法など詳細はホームページまたは【電話】０４６・８７６・００４１へ。
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