逗子市で今月から、軽度認知障害のリスクを診断する血液スクリーニング検査を活用した全国初の「認知症予防事業」が行われている。
電子機器を活用した脳トレや運動といった「認知症予防事業」の前後に血液検査を行い、その効果を定量測定する日本でも初めての事業。今月13日には、会場のキングカルティオで「音楽回想」の講座が行われた。
個人に合わせた音楽を聴き、思い出した記憶を参加者同士で話し合うことで、認知症の予防や進行抑制を図るもの。当日は認知症についての基礎知識を学んだ後、参加者それぞれが5歳〜15歳頃に流行した懐かしの歌謡曲や映画のワンシーンを上映。当時の暮らしや思い出を語り合っていた。来月中旬まで講座が開かれ、採取した血液は慈恵医大が評価分析する。
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