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平塚版 公開:2011年6月2日 エリアトップへ

平塚市議会の新議長 須藤(すどう)量久(かずひさ)さん 出縄在住 50歳

公開:2011年6月2日

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対話重視で議会活性化へ

 ○…議会基本条例や通年議会、一問一答式の議会質問など、地方議会も変革の潮流にある。「まずは土づくりが大事。議長が大上段から議会改革の指針を示すのではなく、多くの市民や議員と現状の課題を共有し、地道に話し合える土壌を作りながら実らせていきたい」。対話重視の姿勢を強調し、議会活性化への具体案を一方的に発することは避けたが、温和な語り口のなかに前向きな姿勢を匂わせた。

 ○…震災を受け、地震や津波の対策に寄せる市民の関心は肌で感じる。「落合市長も意思を示されているが、出来るだけ早く対策を講じるよう、議会は強く求めていく。各委員会でも重点質問していくべき」と語る。「時代が求めることについて、時に議員がひとつになることも必要だ」とも話し、結束した議会運営に意欲を示した。

 ○…早くから政治の道を志したわけではない。大学卒業後、市内唯一のシメジ生産農家だった家業を継いだ。「新し物好きの父親がシメジを始めたが、ノウハウはどこも教えてくれなかった。独学で栽培し、直売所では結構評判になった」と胸を張る。今も農業に寄せる思いは強い。「直売所が流行るようになり、後継者も増えてきた。食の安全の観点からも地産地消を推し進めていくべき」と語り、「議員を引退したら、また農業に戻りたい」とも。

 ○…2女の父でPTA会長を長く務めていたことも嵩じ、教育行政には一家言を持つ。「まちづくりは人づくり。教育にはお金も時間もかかるが、育った人が地域を担う力になる」と持論を話す。平塚の魅力について聞くと、子供の頃に遊んだ先の家で、よく昼飯を振舞われていたという思い出を披露。「だから地域に育てられたという思いは強い。平塚は良い意味でのお節介な人が多いんです。これが一番の魅力」と破顔した。
 

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