神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2019年8月29日 エリアトップへ

地域の子供向けの学習支援活動を始めた花水地区町内福祉村の会長を務める 宮田 憲二さん 袖ケ浜在住 72歳

公開:2019年8月29日

  • X
  • LINE
  • hatena

諦めないで生きる力を

 ○…花水地区町内福祉村で会長を務めて5年目になる。同福祉村は「これまで主に高齢者支援に取り組んできたが、子供と関わることで多世代交流の場をつくりたい」と7月から新たに、地域の小学生向けの学習支援に乗り出した。勉強への苦手意識を克服するサポートだけでなく「この活動は、子供たちと笑顔で交流を深め、『ありがとう』と感謝されることもある。我々にとっては『生きがいづくり』にもなり、健康寿命の延伸にもつながるとうれしい」と話す。

 ○…生まれも育ちも平塚市。中学時代に出会った数学教師の授業が特に面白く、数学の難問に挑戦する楽しさを知った。「諦めずに解いていけば、きれいな結論を導き出せるのが魅力」と言う。好きが高じて高校進学後は、自ら「数学部」を創設。「部員たちと難問・奇問を持ち寄って一緒に解いた。何日も考え抜いた末に解けるとすっきりする」と笑顔で語る。

 ○…大学で会計学を学ぶと、卒業後は実家が経営する米屋へ。市内の米屋が減りつつある中、現在も現場仕事に汗を流す。花水小、浜岳中ではPTA会長を歴任したほか、1993年からは約20年にわたり扇松商店会の会長として地域振興に尽力。「昔は七夕まつりの日に、東宝映画の女優たちが招かれパレードに参加していた。海岸通りの扇松前でスピーチしてもらうなど、すごく盛り上がった」と振り返る。

 ○…多忙な日々の中、家庭では子供3人を育て上げ、孫6人に恵まれた。休日には家族での箱根旅行のほか「子や孫を連れてディズニーランドへ。もう10回以上行っている」という。「数学でも人生でも、大事なのは『諦めないこと』。活動を通じ、その大切さを伝えたい」。これからも、次世代を担う子供たちの「生きる力」を育んでいく。

平塚版の人物風土記最新6

川口 一正さん

第18回鈴川鯉のぼりまつりの実行委員長を務める

川口 一正さん

岡崎在住 72歳

5月2日

平野 杏子さん

平塚市美術館で「平野杏子展」を開催している

平野 杏子さん

松風町在住 94歳

4月25日

押谷 祐基さん

4月1日付けで第34代平塚商工会議所青年部(YEG)会長に就任した

押谷 祐基さん

市内在勤 37歳

4月18日

小澤 雄一さん

第13代平塚市消防団長に就任した

小澤 雄一さん

南金目在住 58歳

4月11日

永野 亮比己(あきひこ)さん(本名:永野亮彦)

バレエダンサーでミュージカル俳優の

永野 亮比己(あきひこ)さん(本名:永野亮彦)

平塚市出身 38歳

4月4日

窪田 敬一さん

花の国づくり共励会花き技術・経営コンクールで農林水産大臣賞を受賞した

窪田 敬一さん

広川在住 73歳

3月28日

MADOショップ平塚真土店

断熱窓リフォームに、今年も国から補助金あり!

http://kobayashikenso.co.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月7日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook