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平塚版 公開:2020年3月5日 エリアトップへ

第74回市町村対抗「かながわ駅伝」で区間賞に輝いた 斎藤 俊輔さん 新町在住 20歳

公開:2020年3月5日

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社会に出ても走り抜く

 ○…「郷土愛というほど地元に対して大げさな感情はないですよ」と頭をかくが、タスキに書かれた『平塚市』の文字が背中を強く押した。3度目の出場となった「かながわ駅伝」で2区(9・7Km)を28分7秒で走り、区間賞を獲得した。10Km換算でも自己ベストといい「平塚代表というプライドが良い方向に働いたんだと思います。自分にも郷土愛ってあるのかも知れませんね」とレースを振り返る。

 ○…大原小時代はサッカーに明け暮れたスポーツ少年。明朗活発な性格で好奇心も旺盛だった。大野中に進むと個人種目である陸上に関心をもち、健脚を磨いた。とりわけ1500mに適性を見出し、県大会で2位に入賞するなど頭角を現していった。秦野高校でも迷わず陸上部へ。残り200mを20秒台で走り抜けるスパートを武器に勝負強さを身に付け、箱根駅伝の常連校から誘いを受けるまでに成長した。

 ○…「勉強もしっかりやろうと思ったんです」と一般受験で立教大学に進学した。自宅からキャンパスまでは片道2時間半。通学だけでも大変だが、体育会陸上部でトレーニングを続けている。1500mのタイムは日本選手権の標準記録にあと3秒と迫る3分48秒まで縮まった。「最後の思い出に、ぜひ出場したいんです」と国内最高峰のレースを競技生活のゴールに据えている。

 ○…陸上をやめたいと思ったことは幾度もあったが、リタイアはしなかった。就職活動を控えるそんな二十歳は「陸上選手のような社会人に」と瞳を輝かせる。苦しい時こそ勝負どころ、粘って粘って、絶対にあきらめないのがランナー。「進路は迷っていますが」と前置きしつつ、「どの道にせよ、最後まで走り抜きます」と笑顔で誓いを立てた。

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