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平塚版 公開:2020年7月16日 エリアトップへ

火球を撮影した平塚市博物館の学芸員 藤井 大地さん 西八幡在住 34歳

公開:2020年7月16日

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 ○…自宅に設置している8台の自作カメラで火の玉のような「火球」と呼ばれる、大きな流れ星の映像を撮影した。SNSに投稿すると大きな話題になり、全国ニュースで取り上げられるなど一躍時の人に。自作のカメラは雑貨屋で購入したカゴにカメラやセンサーを取り付けたお手製ものだ。ホームページで市民向けに星座案内の動画を投稿するなど、親しみやすいコンテンツも提供している。

 ○…静岡県出身で、大学生までを静岡で過ごした。「工作が好きな子どもだった」と懐古する。原点は、NHKで放送された人形劇「サンダーバード」だ。ロケットや探査機で世界を飛び回って人を救う姿に憧れた。高校生の時は物理部に所属。火薬ロケットの実験で校舎の壁に穴をあけて先生に怒られると思いきや「いいよ、もっとやりなさい」と言われ、拍子抜けしたことも。「本当に周りの環境に恵まれた」と振り返る。

 ○…中学生の時、花火のように降り注ぐしし座流星群に衝撃を受けた。それ以来の天文好きが高じ、流星研究に没頭。「ロケットに携わりたい」という夢を持ち大学でカメラのセンサーや素子について学んだが、「天文に携わり、技術者ではなく魅力を伝える立場になりたい」と考えるように。学芸員と教員免許を取得するため、大阪教育大学大学院に進学。富士山が見えることも気に入り、平塚市博物館に職を得たため移住した。

 ○…「1つのことに集中すると周りが見えない」性格だと自覚している。「様々な経験が今につながっている」と話すように今まで学んできたことの1つ1つを真剣に取り組んできた。宇宙や星の話になると、話が止まらない。好きな気持ちを突き詰め、現在の学芸員としての姿を作った。

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