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平塚版 公開:2020年9月3日 エリアトップへ

北金目でソーラーシェアリングに取り組む 菊池 創太さん 北金目在住 37歳

公開:2020年9月3日

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 ○…高齢化や後継者不足などの理由から耕作放棄地となっている田んぼを借り、金目地域を中心に農業を営んでいる。「放っておけば荒れ地になってしまう。そうなる前に、自分が米作りを担おうと思った」と、少しずつ作付け面積を増やし、今では点在する約6600坪の田んぼで稲作に取り組む。市内第1例目の農地活用した発電事業「ソーラーシェアリング」にも挑戦。新しい農家の形を模索している。

 ○…興味を抱けば即行動。バイクも音楽も、乗るだけ・聴くだけに留まらず、厚木高校卒業後は3年間、整備士のアルバイトとバンド活動に明け暮れた。「なんでも自分でやってみたい、と思う性格。そういえば農業も普段食べているものを自分で作れたらかっこいい、と思ったのがきっかけですね」と振り返る。

 ○…学生時代、バックパッカーとして訪れたイエメンで、子どもたちの表情の豊かさに驚いた。「GDPの指標では日本よりずっと貧しい国なのに幸せそうに見えた。幸せな社会を創るには何が必要か、と考えて『教育』が頭に浮かびました」。慶応大学大学院卒業後は海老名中央農業高校、江南高校で英語教諭を勤めた。「雑談が多い先生でした。でも教え子が、バックパッカーやってみたよ、と報告してくれたりして、何か伝わっていたのかなとうれしいです」と笑顔を見せる。

 ○…北金目に住み始めて3年。農地から望む富士山と、勝手のわからない自分に声をかけアドバイスをくれる地元の温かさを魅力に挙げる。丹精込めて作った化学肥料不使用、低農薬のはるみ米・古代米は市のふるさと納税の返礼品にもなった。30日からは横浜高島屋で催事出店するなど販路開拓にも注力。0から1を生み出す力で、農家の未来を創造していく。

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