今年30周年を迎えた「平塚市工場等環境緑化推進協議会」の会長を務める 平井 亮さん 平塚在住 50歳
和を重んじ傾聴に徹する
○…「緑化協」の愛称で親しまれ今年で30年。平塚市内の82社で構成され、その名の通り地域緑化に尽力してきた。小中学校や幼稚園への花苗の寄贈をはじめ、植栽活動、緑化ポスター・標語コンクールへの記念品提供、会員事業所への草花の配布など、活動は多岐にわたる。
○…創立10周年には纒緑道で植樹、20周年は八幡山で植樹した。今回はコロナ禍で会員が一堂に会することができず、植樹は断念。代わりに小中学校、幼稚園、保育園などに緑化に関する図書332冊を寄贈した。国難の最中でのかじ取り役となったが「先が見通せない中ではありますが、できることを前向きにやっていきたいです」と明るい表情で語る。
○…横内に生まれた。少年時代は運動が大好きで横内中学校ではバスケットボール部に所属。部活動を通して「チームワークの大切さを学びました」。大原高校を卒業後は市内の製鉄業「三興製鋼株式会社」に就職。以来、33年間にわたり総務部に籍を置いてきた。社員の勤怠管理や安全衛生、新卒採用など、どの業務も円滑な人間関係と信頼関係が求められるという。「真面目に誠実に人と向き合う。傾聴に徹すること」が、仕事上のマイルール。「立場や年齢が違えど、すべての人たちが充実した気持ちで働けることが大事。重要なのはチームワーク」と強調する。
○…今年4月に緑化協の会長に就任し、6月からは「平塚警察署協議会」の委員も務めている。多忙な毎日を送っているが、さまざまな立場を持ち前の明るさでこなしてきた。「早く新型コロナウイルスを終息させ、趣味の合気道を再開したいですね」。明るい未来を信じながら、今日も真面目に誠実に人生を歩んでいく。
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