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平塚版 公開:2022年8月4日 エリアトップへ

今年70周年を迎えた平塚美術家協会の会長 鈴木 憲子(のりこ)さん 横内在住 75歳

公開:2022年8月4日

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美術は豊かさの源

 ○…平塚を拠点に、絵や彫刻に親しむ人が活動する美術愛好団体・平塚美術家協会。戦後、まちの美術文化の向上を目指して市内の美術教師らによって結成され、平塚市美術館の開館にも寄与した歴史を持つ。今年70周年を迎えた同協会の17代会長を務め、「美術は既定のない、楽しくのびのびとしたもの。展示などの機会を通して魅力を伝えたい」。

 ○…東京都武蔵野市出身。25歳で結婚し、夫の仕事の関係で4年間をドイツで暮らした。「長男は1歳で、家族一緒が良くてついて行った。若いって怖いもの知らずよ」と笑う。絵を始めたのは33歳の頃。平塚に移住し、地域の人とつながりを作ろうと公民館の絵画教室に通い始めたのがきっかけだった。「絵は得意ではなかったけれど、自分で描いた絵手紙を送る友達を見てすごくいいなと思って」と振り返る。

 ○…初めは花などを描いていたが、教室の講師の影響から抽象画を主に描くようになった。「1つのものに向き合い、新しい見方を構想していくのが楽しい」。ひらつか市展で市長賞などを受賞したのち、1992年に美術家協会へ加入した。絵以外にも、なぎなたを10年以上続ける一面も。今年出場したなぎなたの県大会では、演技部門で優勝したという。「絵となぎなたは、自分を豊かにさせるための生涯教育」と、はつらつとした声を響かせる。

 ○…現在、美術家協会の会員は60人。会の高齢化が課題で、今後若年層の加入も促したいと話す。「私にとって絵は、自分の生活以外の場面で新たな出会いや学びをくれた。今の若い人は仕事で忙しいかもしれないけれど、会が多くの人にとって豊かさをもたらす場所になれたら」とほほ笑んだ。

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