4月1日付けで第34代平塚商工会議所青年部(YEG)会長に就任した 押谷 祐基さん 市内在勤 37歳
時代の一歩先を行きたい
○…45歳以下の経済人が集う青年部の会長として、100人近いメンバーをまとめる。今年度のスローガンを「先駆け」とし、ビジネスリーダーとして自分たちが平塚の地域経済を盛り上げていく気概をメンバーと共有する。「時代の一歩先を行くような”新しい創造”を加えていきたい」と先を見据える。
○…子どもの頃、親戚が知人の借金の肩代わりをして苦労する姿を見てきたことで、「世の中のルールを知らないと損をしてしまう」と法律を学ぶことを決め中央大学法学部に入学した。2012年に司法試験に合格。18年、仲間とともに平塚総合法律事務所を立ち上げると、すぐに青年部に入会した。活動を通じて「平塚を豊かにするためにはどうしたらいいのか、より一層深く考えるようになった」と語る。
○…同じ弁護士として働く妻と、3歳の娘と3人暮らし。「休日は娘が希望する公園や動物園などに行くのが定番」とほほ笑む。育児に仕事、青年部と忙しい日々を乗り越えられるのは、中学生の時から好きだというメタル音楽の存在だ。「大事なことが待ち受けている時は、曲を聴いて気持ちを上げている」といい、「強いて言うならハロウィンが好き」と人気バンドの名を挙げる。
○…東京で育ち、現在は川崎市で暮らしていることから平塚を客観的に見ることがある。「駅前づくりが大事。藤沢や辻堂など近くのまちと同じでは発展しない。平塚らしさを出せたら」と力を込める。上部組織の平塚商工会議所が10月にひらしん平塚文化芸術ホールで開催予定の「ひらつか産業FES」で、青年部会員の企業紹介ブースの出展を考えている。「メンバーが所属していて良かったと思えるイベントにしたい」と、肝入り事業の成功を願う。
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