カラオケ「ラディアンの舞台で唄う会」の会長を務める 高橋 昇三さん 二宮町在住 73歳
皆の笑顔は私の喜び
○…「参加される方が気持ちよく熱唱できるようなステージ運びを心掛けています」。ラディアンの舞台で唄う会の会長としてこのイベントを長年支えてきた。現在は9月に行われる第33回目の開催に向けプログラムの調整や関係者との打ち合わせなどに余念がない。「私とともに協力してくれる仲間には本当に感謝しています」と話す。
○…同会は「私の趣味の延長から始まったもの」と少し照れながら話してくれた。歌が好きな氏。「個人的にやっているものなんです」と笑う。こだわるところはとことんこだわる。たまたまラディアンの舞台を借りることが出来、仲間と歌う機会が作れたのがこのイベントを始めるきっかけ。「その時は観客はなしで歌うだけでした。でも、舞台の上で歌うことが出来るだけでうれしく仲間も喜んでいました」と振り返る。イベントには音響設備、照明など万全の態勢を敷いて臨む。「マイクもピンからキリまであります。良いマイクだと音の拾い方が違うんですよ」と、マイクの質にもこだわる。
○…埼玉県出身。法政大学卒業。24歳の時に二宮町へ。川柳、書道、指圧マッサージ師、ゴルフと多種多様の趣味・資格を持つ。取材を通じて、声を出すことは健康に良いことだと改めて実感。73歳には見えないバイタリティ溢れる人柄と通りの良い声。そして滑舌の良さ。「出演者の方たちもみんな若々しいですよ」と話す。
○…数年前からは、このイベントでは歌わず裏方に徹している。現在の楽しみは歌声喫茶で歌うこと。「舞台で歌わない分、歌声喫茶などで歌うことが楽しみになっています」。イベントでは開会と閉会時に挨拶をする。「内容はアドリブ。会場の雰囲気やお客様の様子で内容を決めています」と明かす。最後にどのくらい続けたいかの質問には「10年は続けたい」と即答。「気力と体力が続く限り開催していきたい」と話す。
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