7周年記念演奏会を開く二宮ジョイフル・ハーモニカ代表 相澤 壌太郎さん 二宮町在住 69歳
真面目に楽しみ充実感
○…「みかんの花咲く丘」「真白き富士の根」「ガラスのうさぎ」「お猿のかごや」に加山雄三メドレー。なじみのある曲目がプログラムに並ぶ。「テーマは『湘南をうたう』。みんなで話し合い、鎌倉から箱根までこの地域にちなんだ曲を選びました」。二宮ジョイフル・ハーモニカの7周年記念演奏会を11月17日(土)、ラディアンホールで開く。
○…3年前、代表に就き、節目の年にラディアンホールをいっぱいにしたいと目標を立てた。「サークルとしては年に2〜3曲ずつ仕上げていけばいいのかも知れませんが、演奏会は第1部だけでも14曲」と胸を張る。7年間の活動の集大成を来場者にも楽しんでもらおうと願う、メンバー一同の意気込みを伝える。特別ゲストに複音ハーモニカの第一人者・柳川優子さんを迎え、第3部は「青い山脈」「見上げてごらん夜の星を」などの合同演奏で会場全体を盛り上げる予定だ。
○…定年退職後、地域との繋がりを持とうと、町生涯学習課が主催するハーモニカ講座に参加した。「子どもの時に吹いたことがあるし、簡単にできそうだったから」。ハーモニカの奥深さに触れ、受講者15人でサークルを結成。現在、会員は50代から70代まで30人。「楽しく、仲良く」をモットーに毎週金曜日の練習に励む。音程や音調が異なるハーモニカを何本も使い分け、一つの音をいかに美しく響かせるか。演奏技術を磨くために個人練習も欠かせない。
○…山梨県甲府市出身。テレビの設計開発に携わる。「それまでの真空管からトランジスタに変わる製品が世に出る時代でした」と振り返る。台湾や米国に赴任し、生産現場で技術指導などにあたった。息子2人は海外で活躍。「おじいちゃん大好きっ子」の4人の孫とはインターネット電話でおしゃべりする。ハーモニカとバラ栽培の夫、トールペイントの妻。夫婦それぞれが楽しみを充実させ、共通の卓球で体を動かす。
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