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二宮のカフェバーで開催される落語会に出演する 清洲家 はく水さん (本名 佐藤一新)二宮町在住 60歳

公開:2019年10月18日

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伝統話芸で笑いを一席

 ○…カフェバーで落語。二宮駅北口にある「THE CAMP」で8月に一席披露したことがきっかけで、「カジュアルに日本文化に親しむ場を作りたい」という店主と意気投合。とんとん拍子に話が進み、10月27日に同店で開かれる「第一回ザキャンプ落語会IN二宮」に出演する。演目は行ってみてからのお楽しみだそう。

 ○…アマチュア落語家として、地域に伝統話芸の根を広げる。プロ落語家の古今亭志ん吉さんを師に、落語教室へ通う。「自分の持っているものを出し惜しみせず、生徒にわかりやすく教えてくださる先生です」。間近に迫る高座に向けて稽古に余念がない。

 ○…熊本県出身。4世代が暮らす家で育つ。藁や竹などを材料に「生活道具を何でも作る」明治生まれの曾祖母がいつもラジオをつけっ放しで手仕事に勤しんでいた、幼いころの記憶がある。「ラジオから聞こえてくる落語が自然と自分の中に入り、気が付くと耳に残っていた」。小学校へ進むと、1年生にして身の回りの出来事を壁新聞にまとめ、勝手に教室に貼った。両親とともに大磯町へ移り住み、大磯高校では文学同好会を結成。小説や詩文を載せた雑誌づくりに熱中した。

 ○…少年時代の新聞で目覚めた表現活動のエネルギーは、陶芸の道にも注がれた。作品を発表・販売する創作家生活を送っていたが、家族も増え、会社勤めにシフトした。

 ○…元は4、50分もある噺を15分程度に凝縮して高座にかける。「まずは文章に起こして声に出し、言葉や場面を取捨選択していく」。音曲噺のために邦楽の素養が役立つと、地元の小唄師匠・蓼加津柳さんに入門。11月に蓼加津海の名で名取になる予定だ。聴く人の頭の中に、物語の世界を作る落語を理想とする。

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