原発への思い、カラフルに 小田原駅前で250人がパレード
色とりどりのプラカードに賑やかな楽器の音、テレビ番組のキャラクターに扮する子どもたち…。「原発いらない」、「子どもたちを守ろう」などのメッセージを掲げ11日、約250人が小田原駅周辺を行進した。主催するのは原発いらないよねパレード実行委員会。市内在住の彫刻家、ひでひこさん(31)を隊長に、5人の市議会議員も超党派で名を連ねている。
放射能の影響に対して「美味しいご飯が食べたい」など、参加者は思い思いに声を出し合った。沿道からも手を振って応える姿が多くみられ、パレードは和やかな雰囲気で行われた。「想像以上に集まってくれました。一人では不安でも、大勢ならば強くなれる。原発の怖さや、一人ひとりの意思を伝えることができれば」とひでひこさんは話している。